RAD Studio、Delphi、C++Builderロードマップ(2014年3月)

By: Embarcadero Japan

Abstract: 2014年以降に計画している新機能やテクノロジーについて紹介します。

免責事項: このロードマップに含まれる情報は、現時点での製品の一般的な方向性を記述したもので、エンバカデロによって、いずれの機能についても、その開発、提供をお約束するものではありません。エンバカデロが提供する将来の製品リリースの時期およびその内容については、ここに記載された内容と大きく異なる可能性がありますので、ご留意ください。エンバカデロは、製品計画または製品ロードマップを、いつでも予告なしに変更できる権利を保持します。

    2013年に提供した機能およびテクノロジー

RAD Studioチームの2013年中の大きな目標は、iOSおよびAndroidモバイルプラットフォーム向けにARMネイティブコンパイラとそのライブラリを提供することでした。これは、バージョンXE4およびXE5で達成されました。具体的には、DelphiでiOS(XE4で提供)およびAndroid(XE5で提供)の双方をサポートし、C++BuilderでiOS(XE5 Update 2で提供)のサポートをリリースしています。モバイルサポートには、FMXプラットフォーム、なじみのあるRTL、データベースアクセスコンポーネント(現在ではFireDACを搭載)、デバイス上で利用できるデータベースが含まれます。さらに、DelphiおよびC++Builderを用いれば、開発者は、FMXプラットフォームによってMac OS X、FMXプラットフォームとVCLの双方によってWindows(Win32とWin64の双方)をターゲットとすることができます。

以下が、2013年のリリースでRAD Studioに追加された主要機能のまとめです。

  • DelphiおよびC++によるiOS向けネイティブARMツールチェイン(コンパイラ、リンカ、デバッガ)
  • DelphiによるAndroid向けネイティブARMツールチェイン(コンパイラ、リンカ、デバッガ)
  • AndroidおよびiOS向けFMXプラットフォーム - RTLおよびデータベースサポート、モバイルデバイスセンサーやネイティブAPIの利用も可能
  • モバイルプラットフォーム(iOSおよびAndroid)向け組み込みInterBase - 無料版のIBLiteと高機能版のInterBase ToGo Edition
  • すべての主要なRDBMSに接続可能な新しいユニバーサルデータアクセスライブラリFireDAC、FMXおよびVCL双方で利用可能な新しいRESTクライアントライブラリとクラウドライブラリ
  • iOS 7サポート(Appleのリリースに合わせて提供)

    2014年に予定している機能およびテクノロジー

RAD Studioの2014年の主要なテーマは、C++によるAndroidサポートの追加、品質/パフォーマンス/アーキテクチャの改善、改善された単一ソースのマルチデバイスデザイナおよびランタイム、エンタープライズアプリケーションのためのリモートおよび多層アーキテクチャの改善などです。さらに、いくつかの新しいVCLコンポーネント/機能についても、提供を考えています。

以下は、2014年中に計画/作業している2度のメジャーリリースで、提供を計画しているいくつかの機能やテクノロジーです。

  • Android向けの完全なC++ツールチェイン
  • QPS(Quality、Performance、Stability)
  • AndroidおよびiOS向けの広告、支払いサポートコンポーネント
  • DataSnapミドルウェアの改善(パフォーマンス、RESTマッピング、アーキテクチャの改善)
  • 新しいマルチデバイスビジュアルデザイナと柔軟な新UIコンポーネントの提供により、単一ソースによるマルチプラットフォームサポートをより改善
  • MBaaS(Mobile Backend as a Service)コンポーネント(Parse、Kinveyなどの主要なプロバイダのインターフェイスを提供)
  • モバイルアプリとデスクトップアプリケーションの相互運用性を提供
  • Android KitKatの機能をサポート
  • 容易に使用できるVCLアプリケーション向けのWindowsタスクバーボタンコンポーネント
  • VCLスタイルの改善とWindows Intelタブレット上のVCLアプリケーションのサポート(固有のスタイルとセンサーコンポーネントを含む)
  • Google Glassなど特定のフォームファクターによるウェアラブルAndroidデバイスのダイレクトサポート
  • WebBrokerおよびDataSnapで、現在のISAPI IISサポートに加えApache HTTPサーバーモジュールをサポート
  • RTLの改善(すべてのプラットフォーム、XML処理、JSON処理などの領域で改善)
  • FireDACの新しいドライバおよび既存のドライバの改善(新バージョンのデータベースサポートを含む)
  • 年内中にGoogleおよびAppleからアナウンスが予想されるAndroidおよびiOSの将来バージョンのサポート
  • Bluetoothのサポート(モバイルデバイス向け)
  • C++ 11言語仕様をフルサポートしたWin32向けC++コンパイラの新バージョンのリリース

    2014年以降の機能およびテクノロジー

以下は、現在の2014年のロードマップには含まれておらず、積極的に研究/開発を行っている評価中のプラットフォームサポートや機能です。

  • 将来バージョンのAndroidおよびiOSのサポート
  • RTLおよびデータベースアクセスを含むDataSnapおよびWebBrokerのLinuxサーバーサポート
  • 利用可能になったウェアラブルデバイスおよびHUDs(Head-up Displays)のサポート(固有の目的のAndroidフォームファクターやAPIのサポートを含む)
  • 新しいREST APIのネイティブ/ダイレクト統合(自動化システムからNOSQLデータベースまでの幅色い異なる領域にフォーカス)
  • Mac OS X 64bitコンパイラ、ツールチェイン、ライブラリ
  • Windows 8 ARM/WinRTのサポート(Windows Phoneおよび/またはWindows RTデスクトップ)
  • BAASおよびクラウドコンポーネントの改善および追加
  • 2014年にアナウンスされる予定の新しいデスクトップWindowsバージョンのサポート
  • 近年のマルチコアCPUの機能をより簡単に活用可能にする完全かつ単純化されたパラレルコンピューティングライブラリ
  • Intelプラットフォーム向けのAndroidサポート

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