David I、デベロッパーキャンプ参加に向け来日

By: Hitoshi Fujii

Abstract: 9月6日に開催されるデベロッパーキャンプのために来日したDavid Iに新バージョンについて聞きました。

9月6日に開催される第20回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプに参加するため、エンバカデロのチーフエヴァンジェリストを務めるDavid Iが来日した。講演を控えるDavidに、今回発表したRAD Studio XE2について聞いた。

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- いよいよRAD Studio XE2が発表されました。

今回のリリースは、Delphi登場以来最大のアップグレードです。Windows 32-bitから、Delphiでは、Windows 64-bit、Delphi/C++BuilderでMac OS Xをサポートしています。さらに、Delphiでは、iOSもサポートしており、私たちのクロスプラットフォームサポートに対するコミットの大きな一歩となりました。

- FireMonkeyという新しいフレームワークがあります。

FireMonkeyは、HD/3Dを活用したビジュアルに訴えるような高品質なアプリケーションを、高速なCPU/GPUネイティブで作成できるコンポーネントフレームワークです。これまで、ビジネスアプリケーションで高度なグラフィック機能を使おうとすると大変でしたが、これからは、ドラッグ&ドロップでプロパティ、イベントを設定する、従来のDelphiの開発手法で、高機能な、2D/3Dグラフィック、効果、アニメーションなどを利用できるようになります。
また、FireMonkeyは、Windows 32-bit/64-bit、Mac OS X、iOSのマルチプラットフォームで動作します。ユーザーインターフェイスは、フルレンダリングされるので、任意のテーマ/スキンを使ってルック&フィールをコントロールできます。

- そのほかに特長的な機能はありますか?

DataBindingsは、任意のコントロールやグラフィック要素のコンポーネントを任意のデータに結び付けるものです。これまでは、テキストデータの表示、編集には、TEditとTDBEditがありました。しかし、DataBindingsによって、どのコンポーネントでも、任意のデータやオブジェクトに結び付けて表示したり、操作することができるようになるのです。これは、従来のVCLでもFireMonkeyでも可能です。複雑な3Dオブジェクトにデータを割り当てたり、グラフィック要素によってデータを表現したりできます。

DataSnapも進化しました。今回追加されたDataSnapモバイルコネクタは、iOS、Android、BlackBelly、Windows Phone 7などから、Delphi/C++Builderで開発したネイティブDataSnapサーバーに接続できるようにするものです。

- 今回の来日はグローバルツアーの一環とのことですが、このあとの予定は?

東京のあと、神戸を訪問します。そのあと、ヨーロッパに旅立ち、ケルン、モスクワ、ワルシャワ、アムステルダムと訪問し、RAD Studio XE2のイベントで講演します。最後に、ワシントンDCで講演して、やっと家に帰れます。

- ありがとうございました。

今回は、震災後初の来日となります。震災当日は、Skypeで日本の友人に連絡を取って安否を確認していました。被災者の皆様には、本当にお悔み申し上げます。そして、今、こうして再び皆さんにお会いできることを大変うれしく思っています。開発者の皆さんに会えることは、私にとって、何よりの喜びなのです。


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