この記事は「ビデオ:3rdRail - 新規Railsプロジェクトの作成」で紹介されている Railsプロジェクトの作成手順を文書化したものです。
このデモを実行するにあたり予め設定が必要な事項について
3rdRailで Railsプロジェクトを作成し、動作させるためには、予め 3rdRailと Ruby インタプリタとの関連付けを行う必要があります。
お使いのコンピュータに Ruby(1.8.6をお使いください。1.8.5の場合、コード生成の際にエラーとなります)、Railsがインストールされていない場合は、3rdRailのインストールランチャーから「Ruby on Rails Install」を起動し、Ruby、Rails等のインストールを行います。(Ruby 1.8.6、Rails 1.2.3、Rubygems 0.9.4等がインストールされます)
Rubyインタプリタとの関連付けは、以下の手順にて行います。。
- 3rdRailを起動し、メニューより[ Window | Preferences… ] を選び Preferencesダイアログを表示します。

- Preferencesダイアログの左のツリーより Ruby\Interpreters を選び、Ruby インタプリタと関連付けが行われていないようであれば、[Add]ボタンを押し Add in interpreterダイアログを表示します。

- Add in interpreterダイアログの Interpreter executable の右にあります Browseボタンを押し、Rubyインタプリタ(ruby.exe)を選択して関連付けを行います。

関連付けが完了した時点

Preferencesダイアログに戻った際の表示

また、このデモでは InterBaseを使用するため、お使いのコンピュータに InterBase 2007がインストールされていない場合は、3rdRailのインストールランチャーから「InterBase 2007 Install」を起動し、Server/Clientでインストール、および使用許諾を行った後、InterBase Serverを起動しておきます。
Note: 3rdRail付属の InterBase 2007は英語版のため、日本語版をお使いになりたい方は、CodeGearの InterBaseダウンロードサイトより、日本語版の InterBase 2007をダウンロードしてお使いください。(キーは日本語版/英語版にかかわらず使用できます)
新規 Railsプロジェクトの作成
実際に blogアプリケーションを作成してみましょう。
まずは、[ File | New | Rails Project ]を選択し、新しい Rails Projectを作成します。

Project Nameの部分には適切な名前を入力します。ここでは RailsDemoと入力しています。
また、Rails Options内の Database Typeですが、ここでは InterBaseを指定します。

上記指定が完了したところで、 [Finish]ボタンを押し、Railsプロジェクトを生成します。
Note: Windows上で実行した場合セキュリティ警告が出る場合がありますが「ブロックを解除する」を選択し、生成を行うようにしてください。
バックグラウンドにて Console部分にプロジェクトの生成のログが表示されていきます。

例えば、ログをスクロールすると、Database Typeで指定した Interbaseのプラグインがインストールされていることがわかります。
Modelの作成
作成する blogアプリケーションでは、書き込まれたデータを保存・参照するためのデータベースが必要になります。Railsでは、ActiveRecordの Migrationを使用することによって Rubyのソースコードのみで DBスキーマの管理ができます。
blogアプリケーションで使用する DBスキーマを作成するために Modelを作成します。
画面の左側に表示されている Rails Explorer内の RailsDemo プロジェクトを開き、Modelsを選び、マウスの右ボタンをクリックします。表示されたポップアップの一番上にある New Modelを選択します。

New Rails Model Wizardが表示されます。

Blogに書き込みをするための Modelということで、わかりやすいように Model Nameは postとします。
次に必要なカラムを Attributes欄に設定していきます。
Attributesの欄に直接入力してもかまいませんし、[Add]ボタンを押して、カラムの追加を行ってもかまいません。
Blogに投稿する際のタイトルカラムとして、titleカラムを作ります。
データのタイプは文字として、また同じタイトルの項目を作らないようユニークな値を格納するように Attributesの項目をセットしていきます。
Name欄に titleと入力し、typeを stringとします。このカラムのデータは値の確認が必要なので、Requiredの部分をクリックして、Configure Required Validationダイアログを表示させ、Enabledにチェックがついていることを確認し、[OK]ボタンを押します。


次に、横にスクロールし、Uniqueの部分をクリックし、Configure Unique Validationダイアログを表示させ、Enabledにチェックがついていることを確認し、[OK]ボタンを押します。


Enabledの設定を行った。Requiredと Uniqueに×印がつきます。


次に、投稿内容のカラムである contentカラムを作ります。
[Add]ボタンを押し、カラムの追加を行い、Name欄に contentと入力し、typeは textとして定義します。titleと同様、値の確認を必要とするために Requiredにチェックを付けます。
最後に viewsカラムを作ります。
[Add]ボタンを押し、カラムの追加を行い、Name欄に viewsと入力し、typeは integerとして定義します。他のカラムと同様、
データのタイプは integerとして定義します。値の確認を必要とするために Requiredにチェックを付けます。

Attributesに設定する項目をまとめると以下のようになります。
Name |
Type |
Required |
Unique |
title |
string |
× |
× |
content |
text |
× |
|
views |
integer |
× |
|
|
|
|
|
Modelの生成後、Migrationを行うよう、Migration の “Run the Migration after creating the Model” にチェックを付け、また、テーブルに対する一連の操作(Insert,Select,Update,Delete)を行うコードの自動生成を行うよう、Scaffoldの “Generate source code for the Scaffold”にチェックを付けます。

[Finsh] ボタンを押し、Modelの生成を行います。

Note: Windows上で実行した場合セキュリティ警告が出る場合がありますが「ブロックを解除する」を選択し、生成を行うようにしてください。
アプリケーションの実行
上記の作業で、blogアプリケーションの作成は終了です。
実際に作成したアプリケーションを動かしてみましょう。
Rails Explorerに展開されている RailsDemoプロジェクト内の Controllersを開き、生成された postコントローラを選び、マウスの右ボタンをクリックします。表示されたポップアップから [Run As | Run in Mozilla]を選択して、Mozilla perspective上で、このアプリケーションを実行させます。

Note: Windows上で実行した場合セキュリティ警告が出る場合がありますが「ブロックを解除する」を選択して、実行を行うようにしてください。
実行すると画面が Mozilla perspectiveに切り替わり、最初の画面が表示されます。

画面の左にある DOM Inspectorタブをクリックし、DOM Inspectorを表示し、また、画面の下部の DOM Sourceタブをクリックし、DOM Source表示にした画面の状態で、DOM Inspectorに表示されている HTMLソース内の項目をクリックすると、対応するソースが DOM Sourceの画面に表示され、かつ、Mozilla perspective上に表示されている実行画面の該当箇所が赤くマークされます。

画面下部の Request Monitorタブをクリックすると、HTTPリクエストの状態が表示されます。

CSSタブをクリックすると、生成された CSS(スタイルシート)が表示され、各項目をダブルクリックすることで Edit画面が開き、値を編集や、プレビュー表示を行うことができます。

JavaScriptタブをクリックすると使用されている JavaScriptが表示されます。

Mozilla perspective上に表示されている blogアプリケーションの New Postの部分をクリックすると設定した3つのカラム(title, content, views)に値を入力し blogへの投稿や編集などを実際に行って動作を確認することができます。


以上で、このデモの終了となります。
3rdRailにて実際の動作をお試しください。
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