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第1回デベロッパーキャンプ開催レポート
By: Hitoshi Fujii
Abstract: 2006年5月25日に開催した、第1回ボーランドデベロッパーキャンプの開催レポートをご覧いただけます。
IDE事業展開のため活動を開始したデベロッパーツールズ事業本部(”Japan
DevCoチーム”)が、開発者のためのイベント「第1回ボーランドデベロッパーキャンプ」を開催した。今回の目玉は、Eclipse上で動作するJBuilderの次期バージョン コードネーム「Peloton」の日本初公開。その概要を報告する。

「DevCo(IDE事業の新組織の仮称)」における開発者へのフォーカスを明確に打ち出したボーランド・オーストラリア
アジアパシフィック地域担当プロダクトディレクター マルコム・グローブス氏は、JBuilderの歴史と将来について説明した。
「JBuilderは、はじめDelphiのIDE上で動き、AWTやSwingなどの開発を効率化する『マジック』を提供してきました。その後、
Pure
Javaで書かれたIDEフレームワーク”PrimeTime”に移行し、複数のプラットフォームで利用できるようになり、加えて、J2EE開発を効率化
する次の『マジック』を提供しています。これが、JBuilderの現在ですが、Eclipseプラットフォームに移行することでJBuilderの将来
が広がります」
マルコム氏は、Eclipse上で動作するJBuilderは、Eclipseで動くということ以上の価値を提供するという。そのキーワードは、オープン
ソースだ。
「J2EEアプリケーションサーバーがワンストップのソリューションを提供していた時代と異なり、現在は、もっと小さなオープンソースの機能を組み合わせて使っています。ただし、それらは、ユーザーの責任で組み合わせていかなければならない」
Eclipse版のJBuilderは、オープンソースに対して新しい『マジック』を提供するという。
「JBuilderがこれまで提供してきた便利な機能、UIデザイナやEJBデザイナ、Webサービスデザイナなどに加え、オープンソースツールのサポー
トを加えます。これにより、オープンソースとJBuilderの定評ある便利な機能を、Eclipse上で協調して使用できるようになるのです」
協調していなかったために、それぞれの機能ごとに行わなければならなかった設定、面倒な手順。これらがJBuilderの提供する『マジック』によって簡素化されるのだ。
Pelotonは、JBuilder 2007と呼ばれ、2006年第4四半期にリリース予定(英語版)である。その主な機能が紹介された。
- 高い生産性をもたらすコードオーサリング機能を拡張するEclipseベースの新しいJBuilder環境
- JSE 6および最新のJSRなどの新しいJava標準のサポート
- EJB 3を含むJava Enterprise 5対応のJava標準準拠のビジュアル開発環境
- SwingおよびSWTの双方に対応したビジュアルGUI開発
- Eclipse導入の手間を軽減する検証済みバージョンのEclipseと最新プラグインの提供
- WebサービスとWebサービスクライアントのラウンドトリップ開発をフルサポートするビジュアルWebサービスデザイナ
- 分散チームでのリアルタイム共同編集やデバッグを可能にするバーチャル ピアツーピアコラボレーション機能
- 新しい環境へのスムースな移行を支援するサンプルアプリケーション、ドキュメント、マイグレーションガイド
セッションでは、2008年末までのロードマップを紹介した。
「3年先の製品計画までを発表するのは、この新しい組織になってはじめてのことです。ここ数年、明確なメッセージを皆さんにお伝えできずにいましたが、今
ここに、以前よりも明確にお伝えできて、大変うれしいです」
デベロッパーキャンプでは、このほかに、Borland Developer Studio
2006に搭載されたモデルドリブン開発フレームワーク「ECO」の概要や、Delphi、C++Builderユーザー向けにデータベースアプリケー
ション開発についてのノウハウなどが紹介された。
このイベントは、開発者に最新の技術動向や活用のテクニックを紹介する目的で、逐次開催される計画だ。次回開催は、9月7日(木)と決定しており、現在そ
の内容を検討中とのこと。ぜひ皆さんの意見も寄せていただきたい。
デベロッパーキャンプの資料ダウンロード
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